
西山雄二研究室のサイトをこちらに移転・更新しました。(2026年8月23日)
旧サイトも当面公開したままにしておきます。https://nishiyama.fpark.tmu.ac.jp/
2026年度演習
前期は「主体と死」、後期は「20世紀フランスの思想」。
本研究室に関心がある方は随時見学可能ですので(水曜16-18時)、連絡をしてください。
遠方の方は、リアルタイム配信での見学にも対応します。連絡先:nishiyama.tmu【at】gmail.com
Info.
肉体と人体のあわい──土方・ドゥルーズ・デリダ
2026年10月30日(金) 18:00-20:00
東京都立大学(南大沢)7号館1階スタジオ101(正門から入って石門のモニュメント付近)

演出:清水信臣 振付:日野昼子
出演:熊本賢治郎、日野昼子、森澤友一朗
朗読・討論:西山雄二、黒木秀房、清水さやか
東京都立大学「「あわい」の比較文化研究・リサーチコア」 ※入場無料・事前登録不要
劇団解体社は長年にわたって「身体の演劇」を標榜し、国際的なプロジェクトなどを通じて、現代における身体のあり方をパフォーマンスを通して問い続けてきました。その出発点には、かつて暗黒舞踏の創始者、土方巽が語った「剥製体」の理念があります。肉体から内部=器官を抜き取られた「人体」、もはや眼差すことをやめ、外部を映させるばかりとなった絶対的な受動性――こうした身体のあり方を土方の中心と見定め、作業を行ってきたのですが、そうしたなかで、ドゥルーズの「器官なき身体」は、その生成変化のヴィジョンとともに、重要な参照項として存在しつづけてきました。さらに近年ではそのような作業の延長上において、デリダが『マルクスの亡霊たち』で提起した(そして、マーク・フィッシャーがそれを屈折させつつ継承した)「憑在論hantologie」に触発されるなかで、身体に関して所有すること/憑かれること(possession)を継続的に主題としています。
今回のイベントでは、劇団解体社によるミニ・パフォーマンス、研究者による朗読、そしてそれらを経ての全体討議を行います。理論と実践を往還しながら、土方、ドゥルーズ、デリダらをめぐる身体の理念が、現在の私たちの身体に対してどのような可能性を開きうるのか、その汲み尽くされざる射程を探っていきます。(森澤友一朗)
ドゥルーズ講義録『絵画について』を読む
2026年9月13日(日)13時〜15時 東京都立大学(南大沢)5号館1階142
発表:黒木秀房(東京都立大学)
ディスカッサント:小倉拓也(秋田大学)、三宅萌(大阪大学)
主催:科研費若手研究(24K15930)「ポスト構造主義哲学における「表象」の再検討——ドゥルーズを中心として」(研究代表者:黒木秀房)
後援:東京都立大学「「あわい」の比較文化研究・リサーチコア」 ※入場無料・事前登録不要
2026年度シャンソン演習、動画「残酷な天使のテーゼ」公開
レンヌ大学からの留学生と神奈川県立有馬高校生らの参加により、大変活気ある動画になりました。
https://youtu.be/5SHN89RdKsc

エレーヌ・シクスー エクリチュールの実践——身体・時間・他者
2026年7月29日(水)17時〜19時
東京都立大学(南大沢)5-142教室 (配信有、QRコードから要登録)
発表:稲村真実(立教大学)
ディスカッサント:北川光恵(東京大学博士課程) 司会:黒木秀房(東京都立大学)
主催:科研費・基盤B「ジャック・デリダの脱構築思想にもとづく「歓待」の学際的・国際的研究」
後援:東京都立大学「「あわい」の比較文化研究・リサーチコア」
哲学と芸術のあわい 黒木秀房『ジル・ドゥルーズの哲学と芸術』を読む
2026年4月23日(木)18-20時 東京都立大学(南大沢)5-504
ディスカッサント:西山雄二、越智雄磨(東京都立大学)、時田雅生、金敏哲(専修大学)
解説・応答:黒木秀房(東京都立大学)
主催:東京都立大学「「あわい」の比較文化研究・リサーチコア」 対面 参加無料・予約不要
紀要Limitrophe リミトロフ 刊行(2026年3月) →詳細はこちら
No. 9 特集 「あわい」の思考(ジュリー・ペラン、ドミニク・レステル)
No. 10 特集 フランスのヘーゲル(西山雄二 責任編集)
No. 11 特集 ギル・アニジャール『何が破壊と呼ばれるのか──ハイデガーとデリダ』
The Gift of Life and Death Discussion with Adam R. Rosenthal (Texas A&M University)
March 11th, 2026 14:00-17:00
Tokyo Metropolitan University (Minami-Osawa) Bldg. 5, Room 142
Chihiro Kainuma "The Question of Economy and the Originary Throw"
Takeru Ishiraha “Don’t Know If I Don’t Know: Secret in Translation”
Hiroki Nakatani “Cyber Derrida, or Deconstruction in the Digital Epoch”
Tomohiro Matsuda “Reading, selection, autobiography: Derrida’s seminar as resistance”
Satoru Yoshimatsu “What Does It Mean to Love Finitude ?”
Moderated by Yuji Nishiyama and Yusuke Miyazaki
Organized by Tokyo Metropolitan University Rearch Project “Awai” and Association for Deconstruction
Language: English
Indefinite Life between Heidegger and Derrida
Adam R. Rosenthal (Texas A&M University)
March 13th, 2026 18:00-20:00 Ritsumeikan University (Suzaku Campus)
Moderated by Daisuke Kamei and Yuji Nishiyama
Organized by Ritsumeikan University, Tokyo Metropolitan University Rearch Project “Awai” and Association for Deconstruction
Language: English(講演原稿の日本語訳を配布)
ダリン・テネフ(ブルガリア・ソフィア大学)関連イベント
講演「「われわれ」のあわいー木村敏とデリダ」
日時:2026年1月28日(水)17-19時 場所:東京都立大学 5-504教室 対面のみ
講演:ダリン・テネフ コメント:大杉重男 司会:西山雄二
主催:東京都立大学「あわい」の比較文化研究・リサーチコア
「見ることと暴力のあわい──ジョルジュ・ディディ=ユベルマン『開かれたイメージ』(第8章のバタイユ論)を読む」
日時:2026年1月30日(金)17-19時 場所:東京都立大学 5-504教室 対面+配信
発表:黒木秀房(東京都立大学)
コメント:ダリン・テネフ(ブルガリア・ソフィア大学)、細田一益(本学研究員) 司会:西山雄二(本学)
配信:https://zoom.us/meeting/register/vebrfR2fQuKPxTNrlcdZNg
主催:東京都立大学「あわい」の比較文化研究・リサーチコア、科研費「ポスト構造主義哲学における「表象」の再検討——ドゥルーズを中心として」(JP24K15930)

ジャック・デリダ講義録(1989-1990年)「他者を食べる――友愛のポリティックス」を読む
日時:2026年1月31日(土)17-19時
場所:東京都立大学 5-504教室 対面+配信
発表:西山雄二 コメント:ダリン・テネフ、櫻田裕紀
デリダによる講義要旨「本セミナーは、前年に「友愛のポリティックス」というタイトルのもとで開始された研究を継続する。昨年は、性差、平等、友愛、そしてとくに喪(友の死の経験)といった問いに重点が置かれた。この論点はさらに展開されて、いくつかの文献を通じて、カニバリズム的な経験や「記憶」において、文字通りの意味で、あるいは比喩的に、他者を体内化する、内在化するという経験が問われる。食人とは何か。「他者を愛する=食べる」とは何か。修辞的次元(「比喩的に」食べる、飲むとはどういうことか)、宗教的次元(犠牲の問いや聖体拝領の問い)、人類学的次元(供犠、生のもの/火を通したもの、料理の儀礼)は、文学や哲学、そしてとりわけ精神分析を貫いている。精神分析が一般的に口唇性の問題、そして特殊的にカニバリズムの問題に与えている重要性、とくに喪の作業に与えられる重要性は指摘する必要もないだろう。」
